日本では空海の時代の古い経典をベースにした宿曜占星術が定着しています。しかし本場、中国では現在も研究され、進化しています。宿曜をはじめ現在の中国の占いを つれづれに翻訳しご紹介します.

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安壊の関係

宿曜 安壊の家族のあいだで育った女性のはなし

 

両親が離婚してから、私は母に引き取られた。そして、子どもの頃から、母方の祖父母のもとで育った。

母には、私の叔母にあたる、妹がいた。彼女には子がなかった。そのため、彼女は、私を自分の子のように見ていた。

私と祖父だけ栄親関係で、他は全部、安壊の関係だった。

物質的には、まずまずの家庭だった。お金に困ったことはなかった。でも、精神的には極端に空虚だった。

私の子ども時代の思い出は悲惨だ。周りの女性は、みんな精神的に病んでて、ヒステリックだった。機嫌がいいときは、私によくしてくれたけど、私はそういった「愛」が好きじゃなかった。

私がほっとできたのは、祖父といるときだけだった。祖父だけは、私をわかってくれた。

このような家庭で育てば、精神的に、不健康にならずにいられない。私は、一人でいることを好み、人づきあいを嫌った。

 

そんな私でも、近距離友衰の人を好きになった。

私は、友衰関係の中で自身を強くし、家族の迫害に負けないようになった。でも、時々苦しく、何度も抑うつ状態になった。

結婚前は、いつも家を出ていきたいと思ってた。でも、家族がいつもすごく反対した。そこで結婚を急いで、家から逃げた。

 

友衰の彼に対して、そこまで強い執着はなかった。でも、友衰はたとえ破壊作用があっても、安壊ほどひどくない。結婚後、私は、身も心も少しずつ回復した。

今までの経験からいうと、友衰関係は、互いが独立し依存することなく、いい感じで、わずらわしいこともあまりない。

その後、スランプ時、また私は、安壊関係の人たちと知り合うことになってしまった。短期間の間に、三人も知り合うことになり、その中の一人は、とても破壊作用が強かった。だけど、1年もすると、大丈夫になった。

 

私のような生育歴の人は、壊の相手を悪く思ったりしないし、精神的にも乱れたりしない。エネルギーが高まるし、楽観的な気持ちも強まる。傷つけられれば、ときには落ち着くまで2,3年間かかることもあるけど、時間をかけて自分で修復できる。

でも、どうしていつも私は、破壊作用のある人を引きつけてしまうのかわからない。 もしかしたら、前世の行いがよくなくて、こんなに生活が抑圧されるのかもしれない。

それでも、私は未来に対しては楽観的でいる。安壊関係は、私を、人生に対して懐疑的にさせたけど、確実に成長させた。安壊を知る前の心理状態に戻りたいけれど、できない。つまるところ、精神的な刺激が強すぎる。

どうやったら自分の業が消えるのか、わからない。でも、楽しいと感じる気持ちが失われることはない。

 

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安壊の家族のあいだで育った女性のはなし

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